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  • 2020/01/25

【イベント製作】Le Dashi Bouillon de base de la cuisine japonais

CL.北海道放送(HBC)/総務省
総務省コンテンツ海外展開総合強化事業

#そば部最高峰 というハッシュタグでお馴染みの「さくら庵」のご主人を誘拐して、食にうるさいパリジャン・パリジェンヌへ「出汁とうまみ」の洗礼を浴びせるべく1週間パリに滞在し2日間、全6回のワークショップを開催して参りました。
switchの中の人も事前に「さくら庵」さんで開催される教室(道新文化センター)に参加させていただき「出汁」の素晴らしさに開眼、自信を持ってパリに侵攻、いや親交を深めるべく上陸いたしました。
会場はパレ・ロワイヤル近くのWorkshop ISSéさん。今回はこのワークショップに関連するフランスのTV番組にもご協力いただいたフードライター小西由稀さん(【おささる】味手帖~がベストセラー中)にご同行いただき、食に関する情報提供とともにワークショップのサポート役も引き受けていただきました。
 現地では食材事情もキッチン環境も違う中、緻密に情報収集をしシミュレーションを重ねてきた「さくら庵」店主・北川さんの仕事のクォリティはパリでもブレることなく、ストレートにフランス人の胸を打ちました。
フランスの方はラテン系でアバウトだろう、などという私たちのステレオタイプなイメージを覆す、緻密な質問や活発なディスカッションからの、試食タイムにはその美味しさに「C’est très bon!」の声があちこちから聞こえ、通訳のGauthier(ゴティエ)くんが「O-i-Shi-i」という日本語を伝えると「オイシイ!」「オイシイ!」という言葉で会場があふれました。
彼らは「出汁」「うまみ」「美味しい」という3つの言葉とともに日本の味わいの素晴らしさを記憶して帰ったのです。
アンケートでは、「味わいを通して日本文化を知ることができた」「すばらしいレシピを知ることができたので、是非友人とともにシェアしたい」「とにかく美味しかった!」とたくさんの賛辞をいただきました。
ワークショップの最中、レシピや調理法はもちろんのこと、盛り付ける時の美しい手仕事を記録しようとスマホで動画を撮る方がたくさんいたことも印象的で、中にはGoogle マップで「さくら庵」の場所を確認する強者も。帰りには参加者がみな北川シェフに握手を求めお礼を言って笑顔で帰ってゆきました。
OFFには事前に用意してきた「鮨」キーホルダーで日仏親善にも勤しんだ北川さんの素晴らしい外交力にも唸らされた今回の渡仏。「割烹着」と「ほっかむり」で日本の台所の原風景にある女性の細やかさを再現してくれた可愛らしい小西さんの姿にも注目!
現地コーディネーターの逸見佐久良さんには大変お世話になりました、ありがとうございました。また機会があれば嬉しいです。

#switchディレクション, #参加者募集, #現地コーディネート, #ワークショップ製作