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  • 2024/03/13

LE ROI DES GLACES(エチケットデザイン)

『LE ROI DES GLACES(ル・ロワ・デ・グラス)』

オホーツク『網走』のヴィンヤードから新しいワインが誕生しました。 流氷が押し寄せるオホーツクの息吹を受る丘で、日本体育大学附属高等支援学校の生徒さんが大切に育て、収穫したぶどうを100%使用。生徒一人一人の思いと頑張り、そして生徒と共に、耕し育てた2人の先生の情熱との掛け合わせで完成したワインです。

本当はきちんとワインを味わってから投稿したかったのですが、昨日地元のコワーキングスペース 「ナシタ(nascita)」にて発表会があり、学生さんの嬉しそうな表情や、関係者の方からの温かいメッセージにいてもたってもいられずフライング投稿です。 圃場を見てほしい、と連絡いただいたのはまだ暑い夏の頃でした。商店街の仕事でご縁があった北野貴丸先生から「エチケットを作るにあたり、やはり網走のことをちゃんと知ってる人に手がけてほしい」と、それはそれは嬉しいお言葉をいただき飛んでゆきました。いや、正確にいうとそのときすでに網走にいく予定が入っており、まるで導かれるように圃場に到着したのです。

あまりナルシズムあふれる投稿はみっともないと思いつつ、網走に住んでいる方以外でここまで気持ちをこめられる人間は自分しかいないと胸を張って自負しております。 あの日、オホーツクの風に吹かれながら、北野貴丸先生、杉山博樹先生、お二人の話を聞きながらイメージを膨らませた時の印象をそのままエチケットに込めました。 オホーツク海・網走・流氷、そして日体大のシンボルである獅子。学生の情熱と網走の原風景から「流氷王」という名前が浮かびました。

フランス語の名前をつけたのは、ワインの本場の人にも「すごいワインだね」と言ってもらえるよう育ってほしいという願いも込めています。 この名前を覚えていただき、機会があればぜひお手にとって味わってください。彼らの挑戦はまだまだ続きます。 (お写真は2人の先生のインスタより拝借しました。

早く本物が見たいな〜!) 山幸で作られたこのワインはザクロのコンポートのような果実味に山幸の野趣溢れる骨太さがありますが余韻には綺麗な酸が続きます。(杉山さんのインスタより引用)